土地を購入する際にはどれくらいの費用がかかるの?
土地を購入したいと考えている方にとって、どのような費用がどれくらいかかるのか、また支払わなければならない税金など、準備しておくべき費用について心配なのではないでしょうか。
土地を購入する際にはさまざまな費用がかかります。
スムーズな取引をするために、前もって知っておきましょう。
そこで今回は、土地の購入をご検討中の方に向けて、土地の購入にかかる費用について解説します。
土地を購入する際や購入後にかかる費用とは?
土地を購入する際には、次のような費用がかかります。
購入するときにかかる費用とは
●手付金
購入の意志を示すために不動産会社に支払うお金で、購入代金の一部になります。
売買契約を結んだあとにキャンセルした場合は返金されません。
相場は代金の10%です。
●印紙代
売買契約書に貼る印紙にかかるお金で、たとえば額面が1000万円を超え5000万円以下のものですと20000円の印紙が必要です。
●登記費用
土地を購入すると、登記簿に記載しなければなりません。
司法書士に手続きの代行を依頼した場合、報酬として5万円から10万円支払うのが相場です。
●仲介手数料
不動産会社に支払う手数料で、金額は売買価格の3%プラス6万円です。
●ローンの手数料と保証料
ローンを利用した際は、金融機関に手数料、保証会社には保証料を支払います。
金融機関によって金額が変わるので、条件や金額などいくつか比較してローンを組むとよいですよ。
購入後にかかる費用とは
●古い建物の解体費
坪単価でお伝えすると、木造で3万円から4万円、鉄筋コンクリートで5万円ほどの解体費がかかります。
●インフラの整備費
水道やガスなどの設備が整っていない土地の場合、インフラを整備するために50万円から100万円ほどかかる可能性があります。
●地盤改良費
地盤が悪く購入したままの状態で家を建てられない場合は、改良工事が必要です。
広さにもよりますが、数百万円かかるケースもあります。
土地を購入する費用以外に発生する税金とは?
土地を購入した際には、費用以外に次のような税金が発生しますので準備しておく必要があります。
●不動産取得税
都道府県に納付する地方税で、金額は固定資産税評価額の4%です。
土地を購入したときだけ発生する税金です。
●固定資産税
もともとの所有者が支払っている税金で、金額は固定資産税評価額の1.4%です。
引き渡し後は日割り計算をして計算されます。
所有している間はずっとかかる税金です。