旗竿地の土地を購入するなら知っておくべき!メリット・デメリットや注意点は?
土地購入を検討していると、旗竿地が気になるという人も多いのではないでしょうか。
今回は、そもそも旗竿地とはどんな土地なのか、メリット・デメリットなどもあわせて解説します。
旗竿地とはこんな土地!旗竿地の土地を購入するメリットとは?
旗竿地とは、道路に面する出入り口部分が細く、奥に広がった土地がある形のことを指します。
まるで旗に竿をつけたような形であることから、「旗竿地」と呼ばれています。
特に都市部でよくある土地であり、特殊な形ですがメリットもある土地です。
旗竿地のメリット
●土地価格が安い
●静かな環境になりやすい
●路地部分を活用できる
旗竿地を購入する最大のメリットは土地の価格が相場より安いことです。
特殊な形状のため土地代を安く抑えられて、その分を建物費用に回したり、希望の土地が購入できたりするかもしれません。
また、公道から奥に入った部分に建物があるので、騒音や通行人の視線が気になりにくく静かな環境を手に入れられます。
小さな子どもがいるご家庭なら、道路への飛び出しも防げるでしょう。
細長い路地部分は駐車スペースとして有効に活用できるので、奥の広い敷地をフルに使ったプランニングも可能です。
旗竿地の土地が持つデメリットや購入する際の注意点とは?
旗竿地のデメリット
●建築コストが高くなる可能性がある
●日当たりや風通しが悪くなりやすい
●無駄な土地スペースが生まれる可能性がある
旗竿地は路地が狭い分、建築や解体などで重機がなかに入れない可能性があります。
その都度必要な機材などを運んで作業しなければならず、建築コストが高くなる場合もあります。
また、奥に建物を建てることになるため、日当たりや風通しが悪くなるかもしれません。
路地部分は駐車スペースとして活用できればいいですが、幅によっては駐車できずスペースの活用法に困る可能性もあります。
旗竿地を購入する際の注意点
●路地部分の幅を確認
●工事車両が入れるか確認
●電気や水道の引き込み状況を確認
路地部分を有効に活用するためには幅やサイズを確認しておきましょう。
なかには接道が2メートル未満の物件もあり、建て替えがおこなえないので注意が必要です。
また、工事車両を入れて作業できるかどうかの確認も重要。
もし工事車両が入れない場合、工事費用がいくらかかるか事前に相談しておくと安心です。
旗竿地のなかには、電気や水道が敷地内まで引き込まれていない場合があるので、購入前に不動産会社に相談しておくといいでしょう。