不動産購入の際どんなものに消費税がかかる?非課税のものもチェック!
不動産は高額なものですので、購入時の消費税についても気になりますよね。
家や土地などの大きな買い物をする場合の消費税の金額は、決して安いものではありませんので事前に基本的なことをチェックしておきましょう。
今回は不動産購入における消費税についてのお話をしていきます。
不動産購入における消費税①土地の購入には消費税はかからない
不動産とひとくちに言っても土地の場合と建物の場合があります。
購入したい不動産が土地だけの場合には消費税は非課税となります。
そもそも消費税は消費されるものやサービスに対して課税されるものなので、使っても減ることのない土地は消費税の対象とは考えられません。
そのため土地付きの住宅を購入する場合には、土地は非課税で住宅のみに消費税が課せられることになります。
不動産購入における消費税②個人が売主の中古物件も非課税
また、住宅を購入する場合でも、売主が個人の中古住宅を購入する場合には消費税がかかりません。
このときに注意したいのが、売主が個人でない場合には消費税がかかるという点です。
たとえば同じ中古住宅であっても、業者が買い取ってリフォームして売却する場合は、売主が個人ではないため消費税が課税されます。
住宅を購入する際に売主が個人か業者かを見分けたいと思ったら、気になる物件の内容を記載している一覧の中から「取引態様」という項目を見ましょう。
この欄に「売主」と書かれていれば、物件を紹介している業者が売主だと言えます。
この欄に「代理」や「仲介(媒介)」と書かれている場合は、売主が個人の可能性もあります。
いずれにしても、一度不動産業者に確認してみることをおすすめします。
不動産購入における消費税③仲介手数料にも消費税がかかる?
購入しようと思っている不動産が土地だけであったり、個人が売主である中古物件であったりしても、不動産の仲介手数料には消費税がかかるので気をつけましょう。
たとえば個人が中古物件を売却する際、仲介業者を介している場合は、その仲介業者に支払う仲介手数料に消費税が課税されるのです。
ときには仲介業者を介さずに個人の間で物件の売買をおこなうこともあります。
ただ、不動産の売買は一般の人には難しい点があり価格も高額であることから、プロである不動産業者に依頼することがほとんどです。